9月9日の関西サッカーリーグ1部第13節、守山侍2000対レイジェンド滋賀FCの守山ダービーに合わせて、ダイバーシティdayという企画を開催しました。企画の概要等は次の記事でご覧ください。
当日来れなかった方にダイバーシティdayの模様をお届け|試合開始前の様子
マルシェの様子
ビッグレイク のCコート横にキッチンカーを3台配置し、自販機横にテント3張りを設置し、飲食および物販を販売するマルシェを開催。
なお、ビッグレイクでキッチンカーを呼んだのは2例目で、コート横に並んだのは初めてとのことで、初めてはヴィアベンテンの村田和哉さんが8月に開催したマキヒカカップとのことです。
応援グッズは特製メガホン!
応援グッズとして、ダイバーシティday特製シールを貼った、守山侍カラーの白メガホンと、レイジェンド滋賀カラーの青メガホン、合わせて150個を配布。
関西サッカーリーグ初!障がいのある方のみでエスコート
エスコートキッズの様子をお届け
選手入場前に待機している様子です。この中で一番緊張していたのは私かもしれません…(笑)
いよいよ入場!両チームの選手が手を差し出し手を繋ぐ様子や、選手自ら車椅子を押すなど様子など素晴らしい光景が広がっていました。
守山市の森中市長のキックオフセレモニーで守山ダービーは始まりました!
選手と一緒に集合写真を撮影後、観戦スペースに移り試合を観戦!
暑かったのでホームとアウェイ側にテントを2張、重度の方向けにフェンスを挟んだ場所に1張のテントを設置し、観戦スペースを用意しました。
プライドをかけた戦い守山ダービー|試合の様子
サッカーメディアらしく少し試合内容にも触れたいと思います。
両チームスタートの布陣は守山侍は4-4-2、レイジェンドは5-3-2で挑みました。
両チームとも滋賀出身の選手が多数おり、守山侍は、近藤祐貴選手と川瀬相選手(ともに野洲高)、小酒井大聖選手と三田尻知輝選手(ともに守北)、藤田昂陽選手(綾羽)の名がスタメンに連なります。また、レイジェンドにはチームに途中復帰した大野榛里選手(G大阪ユース)、田中慶吾選手(京都橘)、池田海翔選手(近江)がスタメンで出場。
立ち上がりは激しい攻防が繰り広げられたが
試合序盤は守山侍がペースを掴みます。両サイドからのクロスでシュートチャンスを作るも、レイジェンド滋賀GK斎藤選手が立ちはだかり、得点は生まれません。
また試合開始直後観戦スペースにいる子どもたちから、両チームの選手に「頑張れ〜!頑張れ〜!」というの声援が飛びます。
守山侍がチャンスを活かせずにいると、レイジェンドの2番菅原選手と4番長谷川選手が中盤のボールを回収し出し、徐々にレイジェンドのペースに移っていきます。しかしシュートまで持っていく場面が増えるも、守山侍のDFラインやGKの奮闘によりゴールを奪えない。
すると前半20分試合が動きます。右サイドのハーフェラインあたりから9番小國選手が守山侍のDFラインの裏に入れたロングボールに15番池田選手(近江高)が反応。
池田選手は見事なコントロールでボールを足元に収め、GKとの1対1を冷静に流し込みレイジェンドが先制。
その後もレイジェンドペースで進んだ前半33分に、この試合を決定づけるシーンが起きます。
先制点が生まれた同じような場面。
守山侍のDFライン裏に送られたロングボールにレイジェンド36番の田中選手が反応。守山侍GK1番大野選手も判断よく飛び出て交錯します。
僅かな差でしたが田中選手がボールに触った後に、大野選手との交錯したため、決定機阻止のプレーとして大野選手にレッドカードが提示されます。
守山侍1番GKの大野選手は失点後も安定したプレーでゴールマウスを守っていただけにまさかの展開。ベンチが慌ただしくなり、交代で26番渡抜大貴選手(守北)が急遽出場します。
その後は一人多いレイジェンド滋賀ペースで試合が進み、幾度となくチャンスシーンが生まれましたが、途中出場の渡抜選手や他のメンバーが懸命に戦い最少失点で抑えます。
そのまま両チームとも得点が生まれず1点差でレイジェンド滋賀が勝利をおさめました。
試合後の芝生ピッチを開放
試合終了後は守山侍様のご協力により試合後のピッチを開放。
当日お越しに来られた方々はグラウンドに入り、選手と一緒にボールを蹴ったり、走り回ったり、お散歩したりと自由に過ごしていただきました。
アンケート結果
満足度の理由
- グランドに足を運ばれた方みんな笑顔だった
- 久々養護学校の友達と出会えるきっかけにもなってその友達とボールも蹴れて楽しかったからです。
- 観客も多くとても良い雰囲気で観戦ができた
- 子どもたちやそれを見た親たちも喜んでくれた
- 暑い中きちんと運営体制が整っており良かったと思います。
- エースコートキッズ経験させてもらい喜んでました。初めてのサッカー試合見たのでカッコよかったと喜んでました
- 広い芝生のグラインドでボールを蹴れるっていう普段できないことができたはずだから
- サッカーの試合に興味のある方は楽しめる感じではあったが、「体験したい」人にとっては前半の試合時間は時間を持て余す感じだった。エスコートキッズ体験は良かったが、その後の体験までが長かったので体験→エスコートキッズ→試合の流れでも良かったのかもしれない。
- 普段ない機会だった
- 微妙な出店数かな?あと障害のある方の招待はOKだとは思いますが、しっかり介助される方への話しをしておかないと重度自閉症の方には難しいと思う!
その他(ご意見など)
- 来期も是非開催してもらいたい 期待しています
- このような機会を作っていただき、ありがとうございました。 息子が試合を集中して見られるか不安でしたが、夢中で見ていました。 近くで迫力のある試合を見させてもらい、感動したみたいです。
- 大変貴重な機会ありがとうございましたまた企画宜しくお願いします^_^
- 普段、この様な機会に触れ合う事が少ない人々に知って頂き時間を共有できたら良いと思います。
- キックオフ時間を早めて、試合後ピッチ内で遊べる時間にイベント企画など入れられると良いと思いました。
- 個別でのテントの建てづらさがあるので元々置いてあるともっと快適に試合に集中できたとおもいます。
当企画に賛同いただき、一緒に大会を運営した両チームをはじめとする関係者様、広報等にお力添えいただいた方々に改めて御礼申し上げます。
また、運営等に至らぬ点は多々あったかと思いますが、参加いただいた方をはじめ両チームのファン・サポーターの皆様の御理解により無事に終えることができました。この場を借りて感謝申し上げます。