崖っぷち…滋賀からJFL所属チームがいなくなる。

MIOびわこ残留なるか

盛り上がるJFL

いよいよ終盤に入ってきたJFL(日本フットボールリーグ)。

残り5試合で3pt差に上位3チームが位置するほどの混戦です。上位2チーム(奈良クラブとFC大阪)は、J3への入会がかかっているため、優勝争いに加えて、ホームでの入場者数にも注目が集まります。

現在のJ3を目指す各チームの状況や入会条件は過去の記事をご覧ください。

優勝争い・昇格争いの一方で…

滋賀県内のチームで唯一JFLに所属しているMIOびわこ滋賀の現状はというと、、、

2008年のJFL参戦以来、最大の危機が迫っています。

なぜかというと、地域リーグへの降格が待った無しの状況だからです。

今年のリーグ戦は下位2チームが地域リーグに降格するレギュレーションとなっている中、MIOびわこ滋賀は16チーム中16位。残留圏の14位ソニー仙台とは8ptも開きがある状況です。以下は現在のJFL下位4チームの順位です。

  • 13位 ティアモ枚方 pt25
  • 14位 ソニー仙台 pt23
  • 15位 クリアソン新宿 pt18
  • 16位 MIOびわこ滋賀 pt15

勝ち点1でも必要な状況だが..チーム状況は

勝ち点1でチームの命運が分かれる終盤に差し掛かる中、MIOびわこ滋賀はまさかの11連敗中

まだ終わっていませんが、今シーズンを振り返ると。

今年は大槻監督体制で3年目を迎えチームの成熟度が増す中、長年チームを支えてきた坂本一輝選手(野洲高校出身)をはじめとするベテラン選手の引退、大学生など若手の積極補強などによりチームの血を入れ替えられて始まったシーズンでした。

期待と不安が入り混じる中、開幕戦の相手は2年連続同一カードで奈良クラブ。

去年は開幕戦で敗れたため、リベンジを行い波に乗りたい1戦でしたが、0-1で敗戦。そのまま、ズルズル3連敗。負けが先行し、連勝ができず波に乗れない序盤戦でした。

ゴールデンウィーク明け3連勝により波に乗るかと思われましたが、夏前の7月から現在まで続く連敗ロードに突入。

9連敗をしたところで、フロントが動き大槻監督の解任が決定。

残り5試合、チームは浮上するか

新監督にコーチの東氏が就任。

監督交代の劇薬を投じた中、早速の結果を期待されましたが、残念ながら2連敗スタートとなりました。

残り5試合、東監督の考えや戦い方がチームに浸透し、この監督交代劇がチーム浮上のきっかけになることを期待しています。

JFLに残留する条件

さて、MIOびわこ滋賀には是が非でもJFLに残留して欲しいですが、残留方法は3つあります。

  1. 14位以上に浮上
  2. 15位で終了+奈良クラブ又はFC大阪がJ3に参入決定
  3. 16位で終了+奈良クラブ及びFC大阪がJ3に参入決定

自力での残留は上記①のみですが、14位ソニー仙台とのpt差は8なので非常に厳しい条件です。

となると降格確定かと思われますが、J3入会チーム数次第では、15位、16位でも残留できます。

特に今年はJ3のクラブライセンス保有クラブの躍進が目立ちますので、①以外でも残留できる可能性は十分高いと思います。

奈良クラブとFC大阪のJ3入会へのハードルは来場者数のみ

この2チームは数あるJ3参入条件をクリアしており、残すところは現在の順位でシーズン終了と、ホーム来場者数平均2000人超えの2つです。2チームの必要入場者数は次の通りです。

  • 奈良クラブ ホーム残り3試合 13,048人
  • FC大阪 ホーム残り2試合 5,819人

FC大阪は残り2試合で6,000人であるため、J3参入が現実的になっています。そのため、1番残留の可能性が高いのは条件②の【15位で終了+奈良クラブ又はFC大阪がJ3に参入決定】であると考えます。現在15位のクリアソン新宿とは3pt差なので、何としても残り5試合で上回りたい、上回らなければならないところです。

11月20日のJFL最終戦は足を運ぼう!

跡がなく、他力本願な状況ですが、試合で勝つ以外に自力で残留を近づける方法があります。MIOびわこ滋賀のJFL最終せんの相手はFC大阪で場所はFC大阪のホーム東大阪市花園ラグビー場です!

滋賀のJFLチームを守るためにも、11月20日は会場まで足を運びFC大阪のJ3入会を援護するとともに、MIOの勝利を応援しましょう!!

MIOびわこ残留なるか

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

コメントする

CAPTCHA