両チームの特徴が光った上位対決。ラドソンとLASTAの両チームは好機を決めきれずスコアレスドローに|SHIGA FOOTBALL NEWS vol39

2025年2月22日(土)、水口スポーツの森で高円宮杯トップリーグ第6節が行われた。

無敗で首位のMIO追いかける2位ラドソンと、勝点1差で3位に位置するLASTAとの1戦。吹雪の中で行われた1戦は両チーム譲らずスコアレスドローに。

スターティングメンバーは次のとおり

続けざまに決定機を創出した前半

試合開始早々ラドソンが決定機を作る。前半キックオフ直後に得たCKからのこぼれ球を長身ボランチ40番藤田がダイレクトで合わせる。強烈なシュートはバーを強襲した。

勢いそのままに、ラドソンペースが続くと思われたが、LASTAもすかさず反撃を試みる。

前半10分、相手のビルドアップをカットした6番池田が前線に送る。パスを受けた9番大道が打ったシュートはバーに。

攻守にわたり要となった35番二橋(ラドソン)

LASTAは攻守の切り替えが早く、プレーがはっきりしていてスピーディーな攻めを見せる。昨年のサンライズリーグでの経験が活きているのか、選手の意識の高さがプレーからも見て取れた。

特に10番遠藤は長短のパスでリズムを作り、またボールを運べLASTAの攻撃の中心に。

チャンスを演出した10番遠藤(LASTA)

一方のラドソンはDFラインも足元の技術が高く、躊躇なく前線に縦パスをつけるのが印象的。前線に効果的なパスを送るCB35番二橋とボランチ40番藤田が攻撃の起点に。

効果的なパスを送る40番藤田(ラドソン)

前半は互いにあと一歩の場面を作るも両チームのCBやGKが踏ん張り決定機までに至らず。

途中出場選手が流れを作った後半

拮抗した前半とは打って変わった後半。ラドソンのペースで時計の針が進む。

後半から入った30番中村が積極的に裏のスペースに飛び出しシュートまで持っていく場面が増える。またフィジカルがある26番迫がエリア内でボールを受ける場面が増え、シュート数が増える。

しかし、LASTAのGK岡田が好セーブを幾度となく見せる。また、3番有馬と13番谷口の両CBも身体をしっかり張ってブロック。

空中戦で競り勝つ6番池田(LASTA)

一方のLASTAも選手交代で流れを変えようと試みる。

途中出場の14番ヨハンが推進力のあるドリブルでゴールに近くも、80番吉澤と35番二橋がチャレンジ&カバーで連携して、深くまで運ばせない。

推進力のあるドリブルは脅威に

結局両チームともゴールネットを揺らすことなく、スコアレスで試合が終了した。

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