クラブユースサッカー選手権(U-15)とは
日本一のクラブチームを決める中学年代最高峰の大会の1つで、全国大会は北海道で8月に開催します。
全国大会への切符をつかむべく、4月から5月13日まで開催された県予選でベスト4に残ったチームと、関西リーグ(サンライズリーグ)に所属するMIOびわこ滋賀U-15の5チームが、5月27日から始まった関西大会1次ラウンドを戦いました。
中学年代のサッカーの全国大会は都道府県各1チーム出られるわけではなく、全国9つの地域で開催される大会の上位チームしか出られず狭き門です。関西地域ではJリーグの下部組織を含む58チームが全国大会出場枠の7つの席を争います。
なお、滋賀県のチームが全国大会に進んだのは2019年のMIOびわこ滋賀U-15が最後で、3年連続未出場です。そもそも、Jリーグの下部組織ですら出場が確実ではないため、出れる年が珍しいぐらい。
今年の関西大会に県を代表して戦っているチームは次のとおりです。
滋賀県を代表して戦う5チーム
関西大会1次ラウンド
1次ラウンドは都道府県大会を勝ち抜いた34チームと、サンライズリーグ2部の12チームの46チームがノックアウト方式で2次進出の20チームを決めます。
2次ラウンドはサンライズリーグ1部の12チームを加え、32チームが8グーループに分かれてリーグ戦を行い、各グループ上位2チームが3次ラウンドに進みます。3次ラウンドはトーナメント方式で全国大会に進む7チームを決めます。
滋賀県代表の結果は(5月27日,28日)
LASTA滋賀 vs FC PASENO
滋賀のチャンピオンラスタの相手は兵庫県第4代表のPASENO(パッスィーノ)伊丹。サッカーどころ伊丹のチームで、元Jリーガーの森 一紘氏(ヴィッセル神戸-ロアッソ熊本)が創設したクラブ。
高円宮杯U15サッカーリーグではトップリーグ(1部)に所属しています。現在は、エストレラ姫路、イルソーレ小野、エベイユなどの強豪揃うトップリーグで無敗の2位につけており今秋の高円宮杯サッカー選手権関西プレーオフへの出場が期待されるチームです。
SAGAWA SHIGA vs 西宮タイガース
西宮タイガースは、兵庫県西宮市で活動する2020年にジュニアユースが立ち上がった新設チームです。運営は市立西宮高校出身の方々がしています。高円宮杯U15サッカーリーグには出場していませんが、クラブユース兵庫県大会では強豪のエストレラ姫路を破って関西大会の出場を決めました。
セゾン VS Wizards FC
Wizards FCは現在主流の中高一環の育成を目的に京都橘高校サッカー部がバックアップするジュニアユース。GMには京都橘高校サッカー部の米澤監督の名前が連ねています。高円宮杯U15サッカーリーグには2部に所属ながらも、クラブユース選手権予選では1部の強豪を倒し優勝しました。
エフォート VS レオSC
レオSCは大阪府茨木市を中心に活動するチーム。高円宮杯U15サッカーリーグは2部Aに所属しており、現在全勝中で1位を独走。クラブユース大阪府大会では、一部のIRIS生野を倒し7位でフィニッシュ。OBにはJリーガーやFリーガーがいる。
MIOびわこ滋賀 vs Lavizon FC
Lavizon FCは兵庫県西宮市を中心に活動するチーム。高円宮杯U15サッカーリーグでは1部に所属している。前進はCOSPA FCで運営会社の変更により2022年から今のチーム名となっている。
残念ながら敗れてしまった3チームも滋賀の代表として精一杯戦った様子がスコアから見て取れます!2次ラウンドは6月4日からです!LASTA滋賀とMIOびわこ滋賀には是非とも頑張っていただきたい🔥