注目の1戦!MIOびわこ滋賀U-15 vs LUA|SHIGA FOOTBALL NEWS vol28

クラブユース新人戦決勝トーナメント1回戦、MIOびわこ滋賀U-15vsLUAがビッグレイクで行われた。3年連続の優勝を目指すMIOと、望月嶺臣監督のもとで着実に力をつけてきているLUA。注目の一戦。

スターティングイレブン

序盤からMIOのペースで進む

MIOの攻撃の起点はワントップの6番とシャドーの3番と24番。球離れがよくワンタッチで繋ぎリズムを作る。そして両サイドの能力の高い20,26番がスピードとテクニックでチャンスメイク。

一方のLUA。MIOの圧力に耐える時間が続くが、ボールを足元で持った時の技術はさすが。懐に置いたボールキープ、足首を使ってノーモーションでボールをはたく姿は、望月監督のプレーを思い起こさせる。

前半9分、最初の決定機はMIO6番が作る。中盤のこぼれ球を広い、遠目から左足を振ったミドルは僅かにバーの上に。

また、中央のバイタルエリアで6番が落としたボールを26番がダイレクトで合わせるもポストの横に外れる。MIOの攻める時間が続くが、LUAは全員の守備への意識も高くプレスをしっかりかけ、CBの45番と66番を中心に守る。

一瞬の隙をついた先制点

LUAがMIOの早いプレッシャーに慣れてマイボールの時間が徐々に増えてきたところで、MIOに先制点が生まれる。

前半21分カウンターから中央でボールを受けた6番が、振り向きざまにミドル。距離はあったが綺麗にゴールの左隅に決まった。前半序盤で惜しいミドルを打った良いイメージがあったためか、シュートまでの選択が早かった印象。

その3分後、またしてもMIOのチャンス。右サイドから20番のクロスを中央でDFを引き連れた6番がスルー、裏に走り込んだ26番がフリーでコースを狙うもLUAのGKがセーブ。弾いたボールをまたも6番が詰めて追加点。

その後もMIOが攻め立て、何度か決定機を作ったが、LUAのGKのファインセーブやポストに嫌われ追加点を奪えず前半終了。

牙をむいた後半。LUAがチャンスを作る。

途中出場の60番が細かなタッチのドリブルでチャンスメイク

このまま後半もMIOペースで進むと思われたが、後半開始早々にLUAがチャンスをものにする。

左サイドでボールを持った途中出場の60番。サイド深くまで運び速いクロスを入れる。ニアで待ち構えたのは70番。DFにつかれながらもダイレクトで上手く合わせてファーに流し込んんだ。

その4分後、またしてもLUAに決定機。バイタルエリアの密集からボールを拾った60番が、遠目から狙いすましたシュートは僅かに外れる。

LUAの同点は時間の問題かと思われたが、後半13分にMIOが突き放す。

ロングボールで右サイドの20番が裏に抜け出す。GKが前に出ていたところを丁寧にループ。頭上を越したシュートはネットを揺らした。

試合を通じて相手の脅威になっていた20番

試合終盤にはMIOの途中出場のFW34番がCKを頭で合わせて追加点。

試合はそのまま終了し、4-1でMIOがベスト4への進出を決めた。

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