南北の強豪対決の行方は⁉︎京都サンガSETA vs FOSTA|SHIGA FOOTBALL NEWS vol30

クラブユース新人戦決勝トーナメント1回戦第3試合、ビックレイクBコートで京都サンガF.C.SETA滋賀とFOSTAの一戦が行われた。

スタメン

スタメン選手名はHPから引用し、以下の選手名はチームに掲載を確認しています。

開始早々に試合が動く

試合が落ち着いていない開始早々、サンガSETAがCKを獲得。キッカーの15番関谷選手がCKを蹴ると、ボールはそのままゴールに吸い込まれサンガSETAが早い時間帯での先制に成功する。

ゴール後に喜ぶサンガの選手

先制後も勢いままにサンガSETAが押し込む時間が続く。

前半14分、またしても15番関谷選手がゴールネットを揺らす。FOSTAのDFが弾いたボールを拾い、遠目から狙い澄ましたシュートで追加点を奪った。

幸先の良いスタートを切ったサンガSETA。試合は一方的な展開になるかと思われたが、湖北の強豪チームはそうはさせない。

その後FOSTAは落ち着きを取り戻す。ラインをコンパクトに保ち中盤のスペースを消したことで、サンガSETAのパスワークに激しくプレッシャーをかけ、奪ったボールは素早く前線に当ててサンガSETAゴールに迫る。

また、サンガSETAの対策をしっかり講じており、GKからのビルドアップに対して、数枚でハメにかかる。

すると前半20分スコアが動く。前線のハードワークによりサンガSETAのDFラインにプレスをかけ続けたことで、相手のビルドアップが乱れ、DFのバックパスがそのままゴールに流れ込んだ。

その後、FOSTAの勢いが増し、前がかりになって攻勢を仕掛ける。しかし、サンガSETAのキャプテン24番浅井選手を中心に、DFラインを下げずにしっかりと前で対応する。

拮抗した力の対決は両チームのGKが踏ん張る展開に

サンガSETAは奪ったボールを14番櫻井選手と2番中井選手に預け、両ボランチがリズムを作る。

今年の3年生は割とDFラインが攻撃のリズムを作り起点がサイドだったのに対し、2年生は中央の選手が起点に。年代でチームの特徴が出ていて面白い。

サンガSETAはFOSTAのDFラインの高さを把握し、時折裏のスペースを使う。しかし、FOSTAの21番GK樋口選手は広大なスペースをカバーし、裏のスペースを使わせない。何度もエリアから飛び出しクリアする姿が見え、判断力と決断力に驚かされた。

果敢な飛び出しで相手に流れを渡さなかったFOSTAのGK

後半は立ち上がりに、サンガSETA15番関谷選手のFKからチャンスを作った以降、FOSTAの堅いDFを前にチャンスが作れず。

FOSTAのDFライン3選手はミスが少なく、特に2番岩崎選手はサンガSETAのシャドーとWBの2枚に対して上手く対応する。また、球際が強い中盤はハードワークを厭わないため、サンガSETAに自由な時間を与えない。

FOSTAの流れが続いたところで、サンガSETAのベンチが動き、前線にフレッシュな選手を次々と入れる。

すると交代選手がチャンスを作る。途中から左WBに入った20番山崎選手がFWに入った5番大西選手にボールを送る。フリーで受けてシュートまで持ち込むも、GKのファインセーブに合い追加点ならず。

試合終盤、FOSTAに最大の決定機が訪れる。15番堂村が上手く裏に抜け出しGKとの1対1に。しかしサンガSETAのGK山本選手のビッグセーブに防がれ得点ならず。

その後、最後まで互いのゴールネットを揺らすことができず試合は2-1でサンガSETAが勝利し準決勝に進出した。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

コメントする

CAPTCHA