11月1日(土曜日)近江八幡市立ふれあい運動公園で行われた全国高校サッカー選手権大会滋賀県予選の3回戦。2年連続の全国大会出場を狙う草津東高校と八幡商業高校が激突。
昨年のインターハイ予選では草津東をやぶり県ベスト4の成績を残した八幡商業高校。昨年の主力メンバーを多く残り昨年の再現を狙う。一方の草津東は今季新人戦、インターハイ予選、リーグ戦でなかなか勝ち切れないが、最後の選手権で連覇に挑む。
スタメン
両チームのスタメンは次の通り。草津東は両CBの武久、池永を中心とした堅守から10番波多野や9番西藤を活かした速攻や、迫力あるセットプレーが強み。
八幡商業は昨年から出場しているセンターラインの3年生を中心に安定した試合展開が期待できる。また14番水野を起点にした細かなパスワークが強み。両サイドの突破力にも注目。


互角の展開が続いた見応え充分の一戦
両チームとも序盤から球際や切り替えが早く強度の高い試合展開となった。
八幡商業は中央の14番水野にボールを渡してリズムを作りたいところだが、草津東の大原・澤井の両ボランチをはじめ、時には2枚の前線がケアをして中盤で自由を与えない。
それでも適度な距離感でダイレクトを混ぜたテンポの良い繋ぎで密集をかいくぐり、左サイドの10番小西まで展開。良い状態でボールを得た小西がチャンスを演出する。
草津東は前線からプレッシャーをかけるも取り所が定まらないため自陣のエリア付近まで運ばれるが、高さと強さのある武久・池永の両CBが中央を固めて決定機を作らせない。また自陣で奪ったボールはシンプルに2枚の前線に当てて押し上げを図る。
高さのある9番西藤はDFを背負いながらもしっかりボールを収めて押し上げの起点に。また両サイドのスペースを使い、10番波多野や3番伊部が相手ゴールまで迫るも、八幡商業の1番広瀬の良い判断の飛び出しでチャンスを作れず。
スコアレスで前半を折り返すと思った40分に試合が動く。左サイドのエリア付近で得たFKにキッカーは10番波多野。中に合わせたボールは弧を描き、中央で合わせたかと思いきやそのままゴールに吸い込まれ先制弾に。




2年生ツートップが躍動した草津東
後半も一進一退の攻防が続く。両チームとも運動量が低下してきた後半はプレスの連動が悪くなりスペースが空くオープンな展開に。
すると後半12分、ロングボールに抜け出した草津東22番中島。右サイドで相手を交わしてシュートまで持ち込むが惜しくもゴールまでならず。FC湖東出身ならではの足元の技術の高さを見せつけた。
八幡商業も6番山本、14番水野で中盤を落ち着かせ、7番青木、10番小西の両翼から草津東のゴールに迫る。
一進一退の攻防が続く中、後半35分草津東に追加点。ハーフラインで得たFKを4番武久がゴール前までロングボールを蹴り込む。混戦になったこぼれ球を22番中島が詰めて追加点。
後が無い八幡商業はフレッシュな選手を次々に投入するも、エース小西が怪我で途中交代したため攻めの迫力に欠ける。
しかし終盤の後半40分にサイドの一翼を担う7番青木が魅せる。左サイドで得たCKで青木が蹴ったボールは美しい弧を描き、そのままゴールのサイドネットを揺らす。
1点差となり八幡商業が追い上げムードが漂ったが、試合再開後すぐに終了のホイッスルが鳴った。2対1で草津東に軍配が上がった。





