Youth Team

ユース大会結果

県内のユースチーム(高校のサッカー部)を紹介します。

滋賀の高校サッカーを牽引してきた公立

過去から現在まで県内をリードする存在【草津東高校】

全国高校サッカー選手権大会に12回出場している名門校であり、県内で最も安定した成績を残している公立の雄。第79回全国高校サッカー選手権大会(2000年度)では県内初の決勝進出を決めている。決勝戦では大久保嘉人選手をはじめ後にプロで活躍する選手を多数抱える国見高校(長崎県代表)に敗れあと一歩届かなかったが、当大会は県内のサッカーファンの記憶に鮮明に残っているのでは。

セクシーフットボールで一時代を築いた【野洲高校】

第84回全国高校サッカー選手権大会(2015年度)を優勝した「セクシーフットボール」でお馴染みの強豪。滋賀県初の全国優勝を決めた決勝戦は高校サッカー史に残る見事なゴールで幕を閉じた。2016年度の第95回大会を最後に、全国の舞台からは遠ざかっているが、復活を待ち望むファンは多い。全国高校サッカー選手権10回、高校総体5回出場。

「友情は最高の戦術」平成の滋賀を引っ張った強豪【守山北高校】

平成の県内高校サッカーを草津東高校とともにリードした強豪校。第73回大会では当時の県内最高成績である全国ベスト4まで駒を進めている。プロの輩出は多数だが、第90回全国高校サッカー選手権大会(2011年度)を最後に全国の舞台から遠ざかっている。全国高校サッカー選手権大会5回出場、全国高校総体4回出場。

オレンジカラーの古豪【水口高校】

110年以上の歴史を誇る県立高校で、特に昭和から平成にかけて県内高校サッカーをリードした古豪。最後に県内を制したのは第75回全国高校サッカー選手権大会(1996年度)だが、滋賀県大会では安定して上位に食い込む実力校。オレンジカラーの復権を願うファンは多いはず。全国高校サッカー選手権大会15回出場(旧甲賀高校含む)、全国高校総体12回出場。

アジアの壁の出身校【守山高校】

滋賀の最も著名なサッカー選手である井原正巳氏の出身校。61回全国高校サッカー選手権大会では当時の県内最高成績であるベスト4まで進んだ。近年は中高一貫校化に伴い進学校の印象が強い高校だが、井原正巳氏をはじめ美濃部直彦氏、望月聡氏など全国的に活躍されているサッカー選手を輩出した名門校。全国の舞台は第63回全国高校サッカー選手権大会(1984年度)が最後。7回出場、全国高校総体8回出場。

県のサッカー界に新しい風を吹かす私立高校

県内外からも注目を受ける新興校 近江高校サッカー部

2016年の強化開始後、早くも全国の舞台に3回立っている近江高校。監督は草津東高校出身の元プロサッカー選手であり、多くのメディアにそのストーリーが取り上げられている。話題性だけでなく実力も着実についており、2022年度は県内唯一高円宮杯U-18プリンスリーグ関西1部に所属し、日々関西の強豪校としのぎを削っている。