第101回全国高校サッカー選手権大会特別企画 |立正大学淞南高校

目次

前回までの記事では立正大淞南の3人のお話を伺いました

立正大淞南高校サッカー部ロゴ

取材内容(Zoom)

左からイゴル選手/山田選手/今野選手

指導方針について

ー南監督の指導方針の一つに「目を鍛える」というのがありますが、具体的にどのようなことでしょうか?

目を鍛えるというのは、例えば廊下にゴミが落ちているのを気づいたら拾ったり、道で困っている人がいれば助けるなど、視野を広くして気づき行動に移すということです。

ーなるほど。動体視力を上げることだと勘違いしていました。試合前に両手を上げて目を動かすというのもその一環でしょうか。

そうですね。

日頃から周りを意識し、社会の為に行動することを癖付けることで、試合で仲間・チームのために自然とプレーできるということでしょうか。まさに、スローガン「常に自分に問え!チームの為に何ができるか!」に沿った取組です。

試合前のルーティン

例えば廊下にゴミが落ちているのを拾わずに通り過ぎる人がいる。それはゴミが落ちていることが目に入っていないから。小さなゴミでも見落とさないように「周りが見れているのか」「周りに気を配れているのか」
目を悪くするな!常に視野を広くし周りに気を配れる状態になれ!

note 立正大学湘南高校(https://note.com/pr_shonan/n/ne9be8db09021) サッカー部南健司監督のことば

新型コロナウイルスの蔓延について

ー2年前の2020年、新型コロナウイルスが蔓延し始めた年に、高校で100名を超える感染者が出たと記憶しています。そこから、2年連続で全国の舞台から遠ざった末の、今回の優勝は非常に嬉しさもひとしおだったかと思います。1年生から振り返るといかがでしたか?

入部当時で寮生活でしたが、生活のあらゆる場面で制限があり、友人にも会えない生活が続き苦しかったです。

ー練習も制限されていたのですか?

そうですね。練習も全くできませんでした。なので今、普通に練習ができることを感謝して練習に励んでいます。

ー今は感染症の知識が増え感染者数に一喜一憂することはなくwithコロナになりつつありますが、当時は相当大変でしたでしょうね。

シガラボについて

ー当サイトは育成年代の選手などに向けて情報発信しています。選手目線で役立つ情報を発信したいので、何かアドバイスいただけますか?

・・・・・(苦笑)

ーありがとうございました!

取材を通じて

こちらの質問に対して自分の言葉でしっかりと応答いただけたことから、常にサッカーに向き合い考えていることが想像できました。報道でもありましたが、クラスターが発生した時は誹謗中傷もあり大変苦しい時期だったと思います。そのような状況でも前を向き努力を続けたからこそ今があるのだなと。選手権ではこのようなストーリーや、日本一の応援団、目を鍛える、3選手の特徴などを意識して応援いただければと思います。
また、今回は取り上げられなかった2年生の2選手、GK塚田喜心選手、DF西口大稀選手(ともにMIOびわこ滋賀U-15)もメンバー入りしており、出場が期待されますので、この5選手に注目してください!

最後に、取材に応じていただいた3選手や立正大学湘南高校のご関係者様、お忙しい中ご対応いただき誠にありがとうございます。

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