いよいよ初戦!近江高校の相手は優勝候補筆頭!下馬評を覆せ!【第101回全国高校サッカー選手権大会2回戦】

いよいよ初戦を迎える滋賀県代表の近江高校。相手はプロ内定選手2名と年代別の日本代表選手を有する優勝候補の埼玉県代表昌平高校です。

下馬評では昌平高校有利とされていますが、滋賀県代表としてまた関西の代表として優勝候補に立ち向かっていただきたい。

目次

近江高校の県大会での勝ち上がり

近江高校の地区大会の勝ち上がりについては下記の記事をご覧ください。

近江と昌平を解剖

両校の概要-指揮官及び登録選手など-

近江VS昌平

-試合予想

近江高校は人もボールも目まぐるしく動かし、後ろの選手が前に前にと追い越していくサッカーが得意。フォーメーションは3-6-1又は4-4-1が多い。

対する昌平高校は、全選手の技術が高くボールを保持サイドから崩す攻撃を得意とする。状況に応じてロングボールも使い分け、FWが競ったこぼれ球を拾い厚みの高い攻撃を展開する。フォーメーションは4-5-1。

予想フォーメーション

昌平は親しんだフォーメーションを変える必要がないため確実に4-5-1であると予想。

一方の近江は昌平のサイド攻撃を警戒し、4-4-2又は4-5-1も選択としてあり得るが、自身の強みが活かせる3-6-1を期待したい。

近江は地区大会決勝と同様のメンバーを予想。

一方、昌平の予想スタメンは地区大会準決勝のメンバー。初戦であるため近江の攻撃を警戒し、SBとCMFに対人プレーに強い3番と6番を配置。

見所❶-サイドの攻防

昌平はサイドハーフが起点になりSBとトップ下、ボランチが絡み攻撃を組み立てます。右サイドのFC東京内定の荒井選手は言うまでもなく、左サイドの長選手もテクニックパンチ力があり強烈です。又は決勝で活躍した1年生MFの大谷選手も技巧派であり誰が出ても両サイドに注意が必要です。

そのサイドハーフに、高い位置を取るSBや高校総体得点王の篠田選手も絡んでくるので厄介極まりない。サイドだけで対応できず中央のCMFがカバーに入るとボランチが空いたスペースに飛び込んできて、逆サイドに展開したりします。

そのためバックラインのスライドや逆サイド側のWBの戻り、セカンドトップのプレスバックが重要になってきそうです。

一方、近江もサイドには突破力のある金山選手や鵜戸選手がいるため、セカンドトップの山門選手・迎選手などで相手SBの裏を狙ったプレーが多くなりそうです。埼玉県予選準決勝(埼玉栄)でもSBの裏をつかれ失点もしています。(個の力によるものが大きかったですが。)

見所❷-DFラインへのプレス

昌平はバックラインも技術が高くボールを持てます。そのため、奪ったボールや裏に転がったボールは、GKへのバックパスをせずにターンなどで相手をかわし繋げる意識が高いです。

プレスをかわさらる場面は多いことが予想できますが、執拗にプレスを続けるとミスを誘えるので運動量と忍耐強さが重要です。埼玉県予選でもバックラインやボランチへのプレッシャーによりミスが出ていた場面が何度かありました。

迎選手の走力を活かしたプレスや、DF登録である地区大会ではDF登録だったFW岡田選手のディフェンス力に期待がかかります。

見所❸-セカンドボールの処理

昌平はショートパスだけでなくロングボールで1トップに簡単に当ててくることも多いです。1トップの鄭選手は背丈はそこまでないですが、こちらも技術が高く態勢が整っていれば難しいボールも収めます。またロングボールの精度もいいのが厄介なところです。

ただししっかりとマークできていれば綺麗に収まる場面は少なくなるため、競り合った後のこぼれ球を拾い、攻撃を単発で終わらせられるかが重要です。そのため岡根選手や川島選手、またボールへの嗅覚が良さそうな山門選手の運動量やポジショニングに注目です。

以上、素人の考察は終わり。

優勝候補相手に近江がどのようなサッカーを見せてくれるのか期待です。

滋賀県民としては全国を驚かせるような試合を期待しています。頑張れ近江!

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